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会社概要

日本のIT業界における PM不足とその構造的課題

日本のIT業界では、プロジェクトマネージャー（PM）の人材不足が深刻です。独立行政法人情報処理推進機構（IPA）の調査によると、DX人材が「大幅に不足している」と回答した企業は、2021年度の30.6%から2022年度には49.6%へと急増しました。

また、経済産業省の「DXレポート」では、「日本企業がDXを推進しなければ、2025年以降に年間12兆円の経済損失が発生する可能性がある」と2018年に警鐘を鳴らしている。企業のIT投資が加速する一方で、DXプロジェクトの遅延やコスト超過が頻発しており、その主要因として「PMのスキル・経験不足」が挙げられます。

では、PMに求められるスキルとは何でしょうか？

マネジメントスキル

工程、コスト、品質管理、リスク対応

ビジネススキル

関係者調整、交渉力、問題解決力

アーキテクトスキル

技術選定、システム設計の理解

しかし、日本のIT業界では「エンジニア経験を積んだ後にPMになる」という慣習が根強く、PMとしての体系的な学習機会が乏しいのが現状です。この構造的な課題により、経験の浅いPMがプロジェクトを牽引し、失敗を繰り返す悪循環が生まれています。

PM不足を引き起こす3つの問題

1. ITカースト問題

日本では、PMへの昇進が「出世」と見なされがちですが、優秀なプログラマーが必ずしもPMに適しているわけではありません。技術の道を極める選択肢が軽視されがちであり、PMとエンジニアが分業し、それぞれの専門性を高める仕組みが必要です。

2. PMのリスキリング問題

多くのPMは、日々の業務に追われ、体系的にマネジメントを学ぶ時間がありません。現場に適した実践的な教育機会が少なく、経験と勘に頼ったプロジェクト運営が常態化しています。

3. 先発完投モデルの限界

日本では、PMが一人ですべての業務を担う「先発完投モデル」が主流ですが、プロジェクトの規模や複雑性が増す中で、このスタイルは限界を迎えています。PMの役割を分担し、継投型の運営モデルを採用することで、持続可能なマネジメント体制を構築する必要があります。

BlueBuddyの挑戦

BlueBuddyは、 PMの育成とプロジェクト運営の改革に取り組みます。属人的なPM運営の課題を解決し、実践と理論を両立したPM育成モデルをご提供することで、 IT業界の未来を支えていきます。

会社設立の背景

プロジェクトの成否はPMの裁量や能力に大きく依存しています。しかし、日本のIT業界ではPMのスキルが可視化されておらず、発注者の選定は勘と経験に頼るしかないのが現状です。

さらに、「PG→SE→PL→PM」といった従来のキャリアパスでは、PM育成に約10年を要し、PM不足が加速する未来が目前に迫っています。しかし、スポーツの世界で優れた選手が必ずしも名監督にならないように、エンジニア出身者が最適なPMとは限りません。

そこでBlueBuddyは、PMを専門職として確立し、社会人1年目から育成する仕組みを構築します。ナレッジの体系化を通じて、多様な人材が活躍できる新しいPMモデルを創り出します。

私たちの考える未来

私たちは、プロジェクトマネジメントの在り方を変え、すべてのPMが公正に評価され、より良い環境で活躍できる未来を目指しています。

PMの能力を可視化し、単価が企業ブランドではなくスキルに基づいて適正に評価される未来

多くのストレスを抱えるPMが、負担なくマネジメントに集中できる未来

PMの育成が「経験と勘」ではなく、体系的な手法として確立される未来

PM・SE・PGがそれぞれの専門性を極め、真のプロフェッショナルとして活躍できる未来

BlueBuddyは、こうした未来の実現に向けて、新しいPMの育成とプロジェクトマネジメントの改革に挑戦し続けます。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション

ITを通じて人々の心を豊かにできるシステムを追究し、
愛を持って社会に貢献する。

ビジョン

ITにおけるプロジェクトマネジメント業の可視化を行い、世界標準を作り出し、日本発の世界的なプロジェクトを送り出す。

バリュー

Passion & Logic（情熱と論理） 心は熱く、頭は冷静に。情熱を持ちながらも、論理的に最適な判断をする。
Personal Growth（人間力の向上） 常に学び続け、人としての成長を追求する。
Open Dialogue（対話を重視） 互いに語り合い、徹底的に議論し、より良い答えを導き出す。
Team Spirit（チームスピリット） All for One, One for All の精神で、仲間と共に目標を達成する。
Bold Innovation（大胆な発想） 既成概念にとらわれず、自由な発想で新たな価値を創造する。

サービス

BlueBuddyは、プロジェクトマネジメントの課題解決に特化した専門サービスをご提供し、プロジェクトの成功とPMの育成を支援します。

プロジェクトマネージャー業務

PM業務請負/代行/SES プロジェクトマネジメントの専門チームがプロジェクトを成功へと導く。

ITプロジェクトにプロジェクトマネージャーとして参画し、プロジェクトを推進いたします。また、プロジェクトのマネジメントのみならず、ITプロジェクトにおける要件定義フェーズなどの上流工程やリリース後の保守運用フェーズでの支援も行っております。

規模や業務内容に合わせた最適な能力・タイプのPMをご提供

独自のPM理論の研究とAIツール設計によるプロジェクト運営の最適化

要件定義などの上流工程から保守運用フェーズまでも一貫してご提供

プロジェクトマネジメントの専門集団がチームで支援させていただくことにより、プロジェクトの成功をはじめ、皆様のビジネス価値を最大化させるための支援をさせていただきます。

プロジェクトマネジメント教育および協会関連事業

PMトレーニング/コーチング体系的なPM知識と実践的なスキル獲得を実現し持続的な成長と活躍を支援。

プロジェクトマネジメントの専門企業として蓄積したマネジメント技術を活かし、プロジェクトマネジメントのトレーニングをご提供いたします。プロジェクトマネジメントに関するトレーニングや資格は世の中に多くある中、BlueBuddyでは伴走型トレーニングをはじめとした、教科書だけでは終わらないより実践的なスキルアップにフォーカスしたトレーニングをご提供いたします。

独自に構築しているPM理論をベースにしたトレーニングで体系的なプロジェクトマネジメントスキルの習得を支援

弊社PMと実際の現場での伴走型トレーニングや模擬プロジェクトトレーニングで実践的なスキルアップを支援

PM協会/マッチングプラットフォーム PMスキルの定量化と信頼性の高いPM人材の流通を実現。

プロジェクトマネジメントスキルの体系化や可視化が不完全であることを背景に、プロジェクトマネージャーの適切な成長と活躍ができていない課題を解決する活動も行っております。

学術機関との連携によるプロジェクトマネジメントの体系化

実践的なPMスキルの評価認定資格の運営を行う協会の設立

認定PMのマッチングプラットフォームを構築し、信頼性の高いPM人材の流通を促進

プロジェクトマネジメントの専門企業として、人類全体のマネジメントスキル向上に貢献いたします。

秋田大曲オフィス

開発請負開発専門集団と東京のマネジメント専門集団が一体となり高品質なシステム開発をご提供。

BlueBuddyは、プロジェクトマネジメントを得意分野としている企業ではありますが、マネジメントや上流工程を得意としているからこそ、皆様の課題やご要望に応じた高い品質でのシステム開発をご提供できます。

東京マネジメント(上流工程)専業、秋田開発専業の分業による高品質なシステム開発のご提供

地方創生を視野に入れ、地域のIT活性化に貢献

最新テクノロジーの検証・リポートを通じ、業界に価値をご提供

オフィスはBlueBuddyゆかりの地である秋田県大仙市大曲に構えており、2025年3月より開発体制を整えております。この秋田県大仙市大曲の地から東京のマネジメント集団と共に皆様の課題に耳を傾けて、ビジネス価値を最大化していけるシステム開発をご提供してまいります。

代表メッセージ

株式会社BlueBuddy 代表取締役清家良之

スペシャリストが生み出す、新たなプロジェクトマネジメントの形をBlueBuddyとともに、未来のプロジェクトマネジメントを築きましょう。

日本のIT業界では、エンジニアのキャリアパスの延長線上に「プロジェクトマネージャー」という役職が置かれるのが一般的です。これは本当に最適な形でしょうか？

エンジニアは、素晴らしいモノづくりを志してこの業界に足を踏み入れます。しかし、経験を積むうちに「お客様と話すこと」が求められ、やがて「お客様と話すだけの役割」へと変わり、さらには「開発チームを管理する業務」が中心になっていきます。本当にこれがエンジニアの目指すべき道なのでしょうか？

一方で、マネージャーもまた、本来は「お客様のニーズを具現化するスペシャリスト」であるべきです。しかし、プロジェクトマネジメントには膨大な知識と経験が求められるにも関わらず、エンジニアから昇格したPMがリスキリングを行う時間は極めて限られています。

プロジェクトが成功するかどうかは、時に「このマネージャーで良かった」「あのマネージャーがダメだった」と、属人的な評価で語られることが多くあります。しかし、一個人の力量に依存するマネジメントで、本当に最高のプロジェクト運営ができるでしょうか？

BlueBuddyの目指す未来

私たちは、「プロジェクトマネージャーはエンジニアの延長線上にあるべきものではない」と考えています。

BlueBuddyは、年齢・性別・立場を超え、適材適所で専門性を発揮する「プロジェクトマネジメントのスペシャリスト集団」を目指し設立されました。ここでは、エンジニア未経験でもプロジェクトマネージャーを専門職としてキャリアを描くことができます。

まだ小さな会社ではありますが、私たちは明確なビジョンを持っています。「どの企業のプロジェクトでも、BlueBuddyのPMは特別だ」と認められる存在を目指し、また私たち自身が誇りを持てる組織を築いていきます。

あなたも、BlueBuddyでプロジェクトマネージャーとして、その力を発揮してみませんか？

代表略歴 清家良之（せいけよしゆき）1979年、東京都生まれ。学生時代より汎用機(HITAC)を扱えるプログラミング環境にて育ち、ロジカルシンキングを学習。独立系IT会社に入社、プログラマー、SE、PLとして多くの業種、多くの開発環境にて業務に従事。金融ITパッケージベンダーにて市場系リスク管理、ALM、バーゼル、コモディティ管理等のシステムにPM・SE・提案営業として従事。その他在庫管理業務、ECサイトなどの幅広い業務知識を保有。独立系IT会社の執行役員を経て、個人事業としてBlueBuddyを開業し３年を経て、2023年より現職。興味のあることは、ファッションと甘いもの。冷たくて甘いものは大好物！

社員紹介

BlueBuddyは、プロジェクトマネジメントの課題解決に特化した専門サービスをご提供し、プロジェクトの成功とPMの育成を支援します。